【洒落怖】市松人形
公開日：
:
恐怖・怪奇
押し入れに一体の市松人形が眠っていた。
厳重に包まれて桐の箱に大事そうに入っており
その為あって保存状態はすばらしく良かった。
長く黒い髪、白い肌、赤い蝶の刺繍が入った着物。
これは高く売れると質屋に持っていった。
質屋もその人形をたいそう気に入り
ガラス窓の一番目につく場所に飾った。
ある日、一人の少女が店の前を通りかかった。
少女はその人形を一目見て気に入り
すぐさま両親にねだって買ってもらった。
続きを読む
参照元：http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E5%B8%82%E6%9D%BE%E4%BA%BA%E5%BD%A2.html
参照日：2019年4月6日 土曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】友達に電話する
高校時代の友達の彼氏の話です。友達の彼氏はすごく明るくて面白い人で、私が友達に電話するとその彼氏が出
-
-
【洒落怖】大漁な夜釣り
ある初夏の晩、俺は友達と二人で少し遠い堤防に行き、夜釣りを楽しんでいた。その日は魚がぼんぼんと釣れ、
-
-
【洒落怖】人の心が自分の心に入ってくる
人の心が自分の心に入ってくる事がありました。電車から下りて歩いていると、私はしたことがないのに、パチ
-
-
【洒落怖】彼氏と住んでた団地
昔、当時の彼氏と団地に住んだことあるんだけど、そこ入ったら彼がみるみるおかしくなったことがある。ある
-
-
【洒落怖】物を一切食べられなくなってしまった
小学3年生の二学期に転校生が来て、席が私の隣になった。全然喋らない子で、何を聞いてもうつむいたまま黙
-
-
【洒落怖】海で遭難した好青年
浦島太郎は有名な竜宮伝説の一つですが、似たような話があります。漁村の若者、茂吉さんは、とても快活な好
-
-
【洒落怖】昔からある大きな木
昔からある大きな木を不動産屋が切り倒した。土地を細分化して売りやすくするため伐採したのだが、その後、
