*

【洒落怖】遊びの師匠

公開日: : 恐怖・怪奇

もういない人がいるように感じた経験。

去年の秋、
学生の頃とてもお世話になったおじいさんが亡くなった。

俺は学生当時、地元の漁協に出入りしていて、
そこで知り合ったそのおじいさんから、
地域の川や海での遊び方を教わってた。

釣りキチ三平でいう一平じいさんみたいに話の分かる人で、
秋から冬にかけては川に上ってくるサケを獲るの手伝ったり、
カモ鍋を作ったり、夏は海で魚突き山の秘境で風穴探検、
とにかく遊びの師匠みたいに思ってた。

その後俺は大学を卒業して遠くの土地に就職してしまったけど、
夏に帰省した時は必ず挨拶に行っていた。

続きを読む

参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E9%81%8A%E3%81%B3%E3%81%AE%E5%B8%AB%E5%8C%A0.html
参照日:2020年1月13日 月曜日

関連記事

no image

【洒落怖】何かの声

じいさんから聞いた話。戦友の体験談だそうな。戦争に行った時、怪我をして寝ていたら何か声がする。『何か

記事を読む

no image

【洒落怖】ネズミが集団で住み着いた

子供の頃、住んでた団地でネズミが集団で住み着いた。食べ物は包装や紙箱を破って食い荒らすし、石鹸や服の

記事を読む

no image

【洒落怖】逃げ惑う一家

母親の実家の話。段々に連なる下の家で、夏の夕方になると時々騒ぐ声が聞こえてくる。その家では「幽霊だ~

記事を読む

no image

【洒落怖】死んだ奥さんが使っていた箪笥

高校時代の英語教師に聞いた話。判りやすい授業と淡々としたユーモアが売りで、生徒と余り馴れ合う事はない

記事を読む

no image

【洒落怖】ボラ

子供の頃、ベッドに40-70cmの生きたボラが落ちていた。一人っ子なんでこんな悪戯する奴は家にいなか

記事を読む

no image

【洒落怖】テトリス

祖母が亡くなった時の話。祖父母4人の中で一番若い人で一番大好きな人だったから、ショックで数日経っても

記事を読む

no image

【洒落怖】小人が盗んだ?

私はいつも指輪をしているのですが、その時は手が荒れていたのでハンドクリームを塗るために一度指輪を外し

記事を読む

no image

【洒落怖】オレンジ臭

もう20年くらい前の話だが小4くらいの頃、山梨のじいちゃん家にたけのこ掘りに行ったときのこと。春休み

記事を読む

no image

【洒落怖】末吉

オカルトかどうかわからんけど自分の名字の由来の話。田舎の方に行くと、地域に同じ苗字の家が密集してる集

記事を読む

no image

【洒落怖】与太話

具体名はふせるけど、俺は研究所とか実験所が多いとある地域に住んでるもう3、4年前だが、俺は夜遊びが好

記事を読む

  • スピリチュアル
PAGE TOP ↑