【洒落怖】やまわら
公開日：
:
恐怖・怪奇
小学4年か、5年の夏休みだったと思う。
両親の仲がうまくいかなくなり、
色々あって、
半月あまり父親の実家に預けられた。
祖父も祖母も優しくしてくれたので寂しくはなかった。
特に祖父は、
釣りの好きなオレを気に入ってくれていた。
（どうもオレの父親は、釣りが好きじゃなかったらしい）
今日は朝方○×の港、
明日は夕方△□の磯、
そんな感じで色々な釣り場で釣りの秘訣を教えてくれた。
「アキ（←オレ）はなかなか筋が良いわ、
タケ（←父）は全然駄目だったがな…」
そう言って笑う祖父の顔を見ると、
オレも嬉しくなる。
続きを読む
参照元：http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E3%82%84%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%82%89.html
参照日：2020年4月26日 日曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】盗まれた財布
冬に長野県の八方尾根スキー場へ行った時、スキー場の駐車場で車上荒しに遭って、俺の財布を盗まれた。お金
-
-
【洒落怖】真っ暗闇の崖
先に言っとくけどわたし自身は霊感なし。高1の夏休みの時の話。当時わたしはバスケ部のマネージャーをして
-
-
【洒落怖】お爺さんとバス
僕が小学6年生の時の話。当時、僕は吉祥寺にある塾に通っていました。隣の○○区からバスで通うのですが、
-
-
【洒落怖】温泉旅館と老婆
石川県のとある温泉旅館に行った二人のOLの話です。二人はまだ宿を決めていなかったので最寄り駅で見つけ
-
-
【洒落怖】妖怪を見た
俺は霊とかあんまり信じてないんだが、所謂妖怪ってのはいると確信している。今まで俺が妖怪を見たのは人生
-
-
【洒落怖】入水自殺した事故物件
大学時代、僕は親元を離れて一人暮らしをしていた。僕はひたすらに安さを追求し事故物件も大歓迎であった。
