【洒落怖】托鉢の僧侶
公開日：
:
恐怖・怪奇
本土の漁村の沖には島があり、
そこにも人が住んでいました。
比較的大きな島で、
全体に集落が五つほどありました。
その島の最も大きな集落に、
ある日、托鉢の僧侶がやって来ました。
初老で痩せた彼は、
静かに家の前に立って経を唱えます。
なにがしかの施しをする者もいましたし、
無視する者もいました。
彼は、無視されたら静かにその家の前を立退き、
次の家にいって経を唱えながら立つのです。
そうして集落で一軒一軒まわって、
次の集落に徒歩で向かいます。
続きを読む
参照元：http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E6%89%98%E9%89%A2%E3%81%AE%E5%83%A7%E4%BE%B6.html
参照日：2020年5月1日 金曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】高校時代に書いた詩
先日、バンドをやってる友人から詞を頼まれ、高校時代に書いた詩のノートを十？年ぶりに引っ張り出した。ヒ
-
-
【洒落怖】事故のあった建物
約20年程前（日時や登場人物は関係者に迷惑になるといけないので、全て微妙にズラします）転勤になり、隣
-
-
【洒落怖】お婆ちゃん子
さとし君は小学三年生、大のお婆ちゃん子だった。学校から帰ると、さとし君はいつも二階のお部屋からお婆ち
-
-
【洒落怖】生霊と死霊が共存
どうやら俺の住む部屋には生霊（♂）と死霊（♀）とが共存してるらしい。実害
-
-
【洒落怖】意志の強そうな眼をした女の子
小6の時の話。ウチの実家の近くに、事故の多い交差点があった。まあ見通しの悪いところだったから、そんな
-
-
【洒落怖】高価そうな首輪をした子猫
夫の単身赴任で自分が一人暮らしだった頃、近所のとある外飼い猫♂に異様になつかれた。高価
-
-
【洒落怖】死にたくてたまらなかった
今思うとホント馬鹿だなって思うんだけど、高校生の頃、死にたくてたまらなかった時期があった。ある日、意
-
-
【洒落怖】団地の敷地内を散歩
去年の夏のお話うちの近所によく殺人が起きてた古い団地があるんだがな夜に犬の散歩でその団地の敷地内を歩
