*

【洒落怖】渓流

公開日: : 恐怖・怪奇

2年前の話。

俺は渓流釣りが趣味で、
ウチの近くの川の源流部へよく釣りに行っていた。

車で30分程度の距離、適度な水量、
あまり険しくない流れなど、
1人で行ってもさほど危険を感じないような場所である。

3月には珍しいくらいの大雨が降った翌々日、
俺はその渓流へ入った。

車を降りてから最初のポイントまで行く間に、
砂防ダムを一つ越える必要がある。

歩きながらふと砂防ダムの上を見ると、
大きな鹿がいた。

いつもなら人影を見ると逃げるのだが、
この日は全く動こうとしなかった。

続きを読む

参照元:https://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E6%B8%93%E6%B5%81.html
参照日:2021年3月24日 水曜日

関連記事

no image

【洒落怖】超絶ブラックバイト

3年くらい前の話。俺は某コンビニでバイトしていたが、いわゆる超絶ブラックバイトだった。秋に入ったんだ

記事を読む

no image

【洒落怖】じいちゃんが亡くなった時のこと

どうやら子供の頃から霊感があるらしいんだけど、普段から見えたり聞いたりするわけじゃないんだ。何かの拍

記事を読む

no image

【洒落怖】紫の車

私の友達の昔話。当時、とにかくDVがすごくて可哀想な時期があった。うちにもしょっちゅう逃げてきてたし

記事を読む

no image

【洒落怖】祠を開いた

小5の夏休みの話俺は山の田舎に住む祖父母の家に遊びに行った。いつものように田舎に住む友達Aちゃんと山

記事を読む

no image

【洒落怖】スキー場に現れた生物

私の知人に、山田(仮名)という、マタギと言うか、猟師の男がいた。専業の猟師ではなくて、本業を別に持っ

記事を読む

no image

【洒落怖】忘れられない満面の笑み

友人の運転する車で一緒にドライブしてた時の話。途中、人気の無い道を走ってたら急に女性が飛び出してきた

記事を読む

no image

【洒落怖】ママチャリの錠

大学生の頃に寝坊をして、10時から講義が始まるのに9時半に起きた。30分だと直ぐに部屋を出て自転車を

記事を読む

no image

【洒落怖】ビッチからのメール

だいぶ昔の話。肺炎で寝込んでたら、バイト先のビッチから『ベランダに誰か居る!助けて!』とメールが来た

記事を読む

no image

【洒落怖】インターホンの向こう側

姉の話です。姉には1歳になる子どもがいて、その子を連れて出かけようとしました。夏で、マンションの5階

記事を読む

no image

【洒落怖】赤道付近の日付変更線

「俺が死んだら骨の半分は海にまけよ」と、少々はた迷惑な遺言を残している、自称海の男の父。今回は、父が

記事を読む

  • スピリチュアル
PAGE TOP ↑