*

【洒落怖】足元

公開日: : 恐怖・怪奇

今から50年も前の話。

秋田は六郷村の、
今はもうない小学校に赴任した教師の話

その人は集落ほぼ唯一の識字人であったため、
村人に「先生」と呼ばれて慕われていた

その村では兎狩りが盛んだったため、
先生も休日には鉄砲を担いで山に登り、
地域のレクリエーションとして村人と一緒に巻狩りを楽しんでいたという

冬も終わりのある日、
岩手県境に近い奥山に兎狩りに行ったのだが、
その日は豊漁だったそうで、
みんな山頂付近まで兎を追い上げ、
小休止の時間になると満足そうに談笑していた

続きを読む

参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E8%B6%B3%E5%85%83.html
参照日:2018年12月28日 金曜日

関連記事

no image

【洒落怖】断崖絶壁の崖

去年の夏。友人達と三人で酒を飲みながら、夜を過ごしていました。気が付くと時計は4時10分。そろそろ寝

記事を読む

no image

【洒落怖】両手サイズのツルツルした丸い石

小学生の頃、家からチャリで30分くらいのとこに山があって、そこでいつも2人の友達と遊んでた。他に人が

記事を読む

no image

【洒落怖】口入

小学校4、5年の頃だったと思う。当時俺はカギっ子で、公団の7階建ての団地に住んでいたんだけど、エレベ

記事を読む

no image

【洒落怖】背後

近所の教会の息子Aと俺は公立中学で出会ったそれから意気投合して、高校も合わせたように同じ高校に進んだ

記事を読む

no image

【洒落怖】頭を下げる女

私がまだ4、5歳の頃の話です。当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。ある日銭湯の帰り

記事を読む

no image

【洒落怖】進まない工事

俺の従姉妹と従兄弟がいるんだが、霊感が強いと昔から親戚中で言われててな。そういう家系のせいか、やたら

記事を読む

no image

【洒落怖】膝から下だけの足

俺が中学生だった頃のちょっとした話です。座敷でゲームをしようと、赤白黄の線(音声と映像を出力する奴)

記事を読む

no image

【洒落怖】死ぬ順番

怪談話じゃないけど、友人から聞いた話。彼の大叔父は戦後シベリア抑留者で、筆舌に尽し難い程の悲惨な体験

記事を読む

no image

【洒落怖】魔

その時、従兄弟は急ぎの用事で、夜中にタクシーを飛ばしてたんだって。そしたら、山の中の道で霧に包まれて

記事を読む

no image

【洒落怖】ブラド3世

ルーマニアの首都ブカレストから北西に80キロ行ったところにトルゴビシテという小さな町がある。その中央

記事を読む

  • スピリチュアル
PAGE TOP ↑