【洒落怖】標識の文字
公開日：
:
恐怖・怪奇
もう10年ぐらい前の夏の話。
怖がりで怖いもの好きだった俺は、
その日バイクを走らせて旧峠の廃トンネルに向かった。
前々から気にはなっていた心霊スポットだったが、
出不精で怖がりの俺はなかなか行くきっかけが掴めなかった。
ただその日は勢いというか、
妙な高揚感が勝ってついに繰り出したのだった。
思い立って家を出発したのが夕方ごろ。
廃トンネルに着いた時にはもう辺りは薄暗かったと思う。
高所だからか、
夏だというのに肌寒さを感じた。
続きを読む
参照元：http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E6%A8%99%E8%AD%98%E3%81%AE%E6%96%87%E5%AD%97.html
参照日：2019年1月26日 土曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】迎えに来ない妻
私は妻と二人でキャンプに行きました。キャンプ場から車で10分ほどの所に、釣りに適した海があります。私
-
-
【洒落怖】管理人さんと夢
一人暮らしをしようと思って物件巡りをしていた時、とある物件の管理人さんとどこかで会ったような気がして
-
-
【洒落怖】列車のおはなし
私が関西にいた頃、行きつけの飲み屋さんで某大手私鉄の運転手さんと仲良くなった。その人から聞いた話であ
-
-
【洒落怖】山のほうへ
小学校のころ、母親の実家に遊びに行った時のこと。そこは田んぼが延々と続いてる場所を抜けて、山の中にあ
-
-
【洒落怖】記憶が途絶えた
2001年の秋風邪ひいてて寒気がするので、大久保にある病院に行くため、西武新宿線のつり革につかまって
-
-
【洒落怖】沈まぬ太陽
もう十年も前の話だが、裏の世界のようなものを見た事がある。当時の私は友達のいないぼっち女子中学生で放
-
-
【洒落怖】年代物のドレッサー
この話は、私が昔働いていたデザイン会社の取引先で知り合った女性から聞いた話です。彼女も私も小さなデザ
