*

【洒落怖】浮浪者

公開日: : 恐怖・怪奇

昔話みたいな話

何十年も前の事。

俺の家には月にいっぺん浮浪者が訪れた。

ばぁちゃんが出迎えて、
味噌を塗った大きなおむすびと五百円を渡すと

「これで風呂にも入れます」

とすきっ歯を見せながら
垢だらけの笑顔を見せてきた。

続きを読む

参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E6%B5%AE%E6%B5%AA%E8%80%85.html
参照日:2019年2月9日 土曜日

関連記事

no image

【洒落怖】見えない人

同じような方が居たら教えてほしい話。まだ学生の時分に、研究室の飲み会からお約束な流れで、肝試し大会す

記事を読む

no image

【洒落怖】猫扱い

猫の話。俺は生まれてこのかた猫と暮らしてる。途切れた事が無くて、拾ったり貰ったりで今五匹目だ。そんな

記事を読む

no image

【洒落怖】間借りした家

中学生の頃、家が火事にあいました。全焼で家を失ってしまったのですが、父の商売の関係でどうしても同じ町

記事を読む

no image

【洒落怖】もやもや

自分が中学生のころに母方の田舎である徳島県A市にいとこ(小学5年と赤ちゃん)とその親と里帰りをしたん

記事を読む

no image

【洒落怖】近づく音

俺が中1の時の話。その頃マンションの一階に住んでて、俺の部屋にはベランダに通じる窓があったんだ。ある

記事を読む

no image

【洒落怖】リカちゃん電話

今もあるのかわからないけど、小さい頃『リカちゃん電話』ってのがあって、ある番号にかけると、リカちゃん

記事を読む

no image

【洒落怖】不幸の指輪

俺の長男が軽の中古車買って何年かして運転席を掃除かなんかしてたら名前が彫ってある指輪があったらしい…

記事を読む

no image

【洒落怖】岩のくぼみ

父が20代中頃の話だそうです。私が住んでいる場所は、自然豊かな地域です。山も海も身近にあり、今でも手

記事を読む

no image

【洒落怖】九死に一生を得た人

以前仕事でかかわった土木事務所のおじさんは、若いころダム建設の足場から40メートルぐらい落ちて九死に

記事を読む

no image

【洒落怖】マフラーとモッズコートと青のニット帽子

仕事帰り、コンビニに寄り雑誌を選んでいると、外を旦那が自転車で通過した。すごい速さだったけど、黄色い

記事を読む

  • スピリチュアル
PAGE TOP ↑