*

【洒落怖】チヨニキイシ

公開日: : 恐怖・怪奇

長野の某市の山間の村に住んでいた。

ダムの近くまで降りて舗装の汚い凸凹の坂道で夕暮れまで遊んだり、
遠くに見える市の明かりを眺めたり、
お墓の近くでぼーっと座っていたこともある。

小6の夏休み、
いつものようにダム下の山間の墓近くで遊んでいる時、
左手の林の中にヒラヒラした白いものが見えた。

山間のぼろっちい木造で祖父と暮らしていた俺には
逆に怖いものなんてなかった。

びっくりしすぎて最早声も出なかったが、
こっちが何か言うまでもなく向こうが話しかけてきた。

続きを読む

参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E3%83%81%E3%83%A8%E3%83%8B%E3%82%AD%E3%82%A4%E3%82%B7.html
参照日:2019年2月13日 水曜日

関連記事

no image

【洒落怖】人間の指の生えた生き物

私が住む地域には、物心ついた時から教えられる決まり事がある。一つは、川で遊んでいて人間の指の生えた生

記事を読む

no image

【洒落怖】引越しの挨拶に来た女の子

私の怖かった体験。ある休日に、若い女の子が引越しの挨拶に来た。ちょうど隣が空いてて、そこに越してくる

記事を読む

no image

【洒落怖】がらがらの電車内

大学生のころの話です。私は当時、音楽系のクラブのマネージャーをしていまして、翌日にコンサートを控え、

記事を読む

no image

【洒落怖】笑顔の父

小四の頃の話。当時、父と二人暮らしでした。父は毎朝六時に朝食を作り、作業着姿で慌しく出勤して、その後

記事を読む

no image

【洒落怖】りゅうちゃん

私は所謂「見える人」だ。といっても「見える」「会話する」ぐらいで他に特別な事が出来るわけではない。例

記事を読む

no image

【洒落怖】連れ去りの現場

家の近所の駅の近くに昼でも薄暗い袋小路があって、最近そこで連れ去りの現場がたびたび目撃されるようにな

記事を読む

no image

【洒落怖】電池交換

若い頃、某ブランド時計を母から譲り受けた。電池が切れたので、地元の時計屋さんに持っていくと、おじいち

記事を読む

no image

【洒落怖】客人

典型的糞大学生な俺はネトゲにハマってしまい、大学そっちのけで家で深夜までゲームをする毎日を送っていた

記事を読む

no image

【洒落怖】怖い話が好きな先輩

高校生の時です。怖い話が凄く上手な中学の先輩(男)がいるから一緒に聞きに行こう、と友人に誘われました

記事を読む

no image

【洒落怖】無表情の顔

俺の住んでる地域はさ、大戦中空襲がひどかったらしい。あちらこちらに防空壕があって、小高い場所にある俺

記事を読む

  • スピリチュアル
PAGE TOP ↑