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【洒落怖】二十二

公開日: : 恐怖・怪奇

死んだ爺さんが友人から聞いた話

大正時代のある年の夏、
爺さんの友人が生まれたばかりの息子を連れて
神社にお参りに行ったそうな。

荷物を神社の近くに置いてきたことに夜になって気付いた彼は、
ひとりで取りに行ったらしい。

荷物を回収して、
妻や息子の待つ旅館に戻ろうとした時、
神社から旅館までの帰途にある古い階段に人影があった。

その夜は曇りだったが、
ちょうど階段でその人物とすれ違うとき、
月が雲から顔を出して、
あたりが明るくなった。

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参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E4%BA%8C%E5%8D%81%E4%BA%8C.html
参照日:2019年2月19日 火曜日

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