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【洒落怖】瓶

公開日: : 恐怖・怪奇

まだ小学生のころ、
母方の祖父の弟が死んだ時の事。

俺は葬式のために、
祖父に連れられて祖父の実家まで行くことになった。

忙しかった母親の代わりだったようだ。

家に着いてしばらく経って、
親戚と話している祖父を眺めているのにも飽きたので、
遺体を見に行くことにした。

寝室に寝かせてあると聞いていたので
一人でも迷わなかった。

ところが部屋に入ろうとしたとき、
他にも誰かいることに気付いた。

襖の陰から覗いてみると、
それは自分と同じくらいの女の子だった。

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参照元:http://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E7%93%B6.html
参照日:2020年8月7日 金曜日

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