【洒落怖】ベルリンの手紙
公開日：
:
恐怖・怪奇
1946年
雑誌『ニュー・ヨーカー』
ジョエル・サイア氏『ベルリンの手紙』
ある日の夕暮れ近く、
勤めからの帰りがけに、一人の若い婦人が、
クネーゼベックシュトラッセのひどく爆破された住宅街で
電車を待っていた。
その時、
一人の盲目の男が彼女に突き当たった。
彼は背が高く、
やつれた中年の男で、
黒い眼鏡に古びたセーター、
かかとにまでとどくだぶだぶのズボンを着込み、
ステッキで道を探っていた。
もう一方の手に、
彼は手紙を持っていた。
続きを読む
参照元：https://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%89%8B%E7%B4%99.html
参照日：2021年7月20日 火曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】粗雑なのに憑かれてる
そういえば俺も昔、「守護霊とはとてもいえない、良くも悪くも粗雑なのに憑かれてる」と言われたことがある
-
-
【洒落怖】太い丸太のようなもの
子供の頃夏に姉と体験した不思議な話子供の頃山間部の田舎に住んでいた。近所とは一番近くて500m以上は
-
-
【洒落怖】霊を拾って来る
数年思っていることがある。長男が小さい時に私の左腕を見て「怖い女の人が爪立てて握ってるよ、怖いよ」と
-
-
【洒落怖】優しい祖母
私の家は共働きで、私は小学生の頃は夏休みとか冬休みをほぼ祖母の家で過ごしてた。その頃の話。冬休みに行
-
-
【洒落怖】見えない人間
大学時代に変な奴がいた。明るいやつだったし、友達も結構いたみたいで基本的には普通のやつだったんだけど
-
-
【洒落怖】死者からのメール
死者からメール貰ったことがあります。もう30年も前の話です。当時私はまだインターネットを知らず、パソ
