【洒落怖】遺品
公開日：
:
恐怖・怪奇
俺の家はけっこうでかい店をやってて、
当時も従業員が10人くらいいた。
夏のある日、
俺が店の前で遊んでたら、
おっさんが話しかけてきた。
「この家の子？」
俺が頷くと、おっさんは
「私はこういう者です」
と言って名刺をくれた。
そして、
「この家の人にはとてもお世話になった。
お礼を言っておいてください」
と頼んできた。
続きを読む
参照元：https://sharekowa.biz/archives/%E3%80%90%E6%B4%92%E8%90%BD%E6%80%96%E3%80%91%E9%81%BA%E5%93%81.html
参照日：2021年9月16日 木曜日
関連記事
-
-
【洒落怖】都会の地下に潜む者
みなさん、暗渠（あんきょ）って知ってますか？地下にある川のことで、普段は大きな地下通路として都市の下
-
-
【洒落怖】色弱の神様
誰に話しても笑われてしまう話。5年くらい前の冬。私は、ふわふわのフェイクファーのついた手袋が欲しいな
-
-
【洒落怖】真夜中のバー
これは俺が小さい頃の記憶だ。その日、お婆ちゃんの家に家族で遊びに行った帰りの事だった。子供の時間感覚
-
-
【洒落怖】一人デスマ奇譚
若い頃一人で何日も徹夜する事がよくあった。当時は人も足りず、社内で僕一人しかできない専門領域だったの
-
-
【洒落怖】寝てた兄ちゃん
俺には2つ上の兄ちゃんがいるのだが、その兄ちゃんに関する話だ。俺がまだ小学生だった頃の夏。日曜日の昼
-
-
【洒落怖】エキストラベッド
ある年の年末年始に、両親と私の三人で京都に旅行に行く事になりました。両親は既に高齢でしたので、エキス
-
-
【洒落怖】葬儀会場への夜食の注文
大学の頃、地元の友達の家でバイトしてた。仕出しもしてる割烹。俺の仕事はお客さん帰ったあとの片付け、皿
-
-
【洒落怖】玄関先に置いてあった
一昨年の話なんだけど。朝見たら、玄関先にキノコが置いてあった。よく考えずに、すぐ前の川に捨てた。一週
