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「 恐怖・怪奇 」 一覧

【洒落怖】竹

2020/08/07 | 恐怖・怪奇

仕事の関係で、道の駅に品物を卸している方々と親しくさせてもらっていた時期があった。野菜や果物を卸す農家さんばかりでなく、山で採れた山菜や茸を卸している人もいたし、民芸品を作って卸している人もいた。これ

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【洒落怖】瓶

2020/08/07 | 恐怖・怪奇

まだ小学生のころ、母方の祖父の弟が死んだ時の事。俺は葬式のために、祖父に連れられて祖父の実家まで行くことになった。忙しかった母親の代わりだったようだ。家に着いてしばらく経って、親戚と話している祖父を眺

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【洒落怖】突堤の女

2020/08/06 | 恐怖・怪奇

友人の話。深夜、漁港の突堤で釣りをしていた時のことだ。普段なら同好の志が五、六名はいるものなのだが、その夜は彼一人だけだったらしい。「独り占め、独り占め」そうポジティブなことを考えながら竿を振っている

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【洒落怖】みーつけた

2020/08/06 | 恐怖・怪奇

同級生の話。学生時代、彼は頻繁に引っ越しを繰り返していた。よほど居を移るのが好きなのだなと思っていたが、どうもそうではなかったらしい。引っ越しの話題になった時、彼はおかしなことを宣った。「大学生になっ

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【洒落怖】列車のおはなし

2020/08/06 | 恐怖・怪奇

私が関西にいた頃、行きつけの飲み屋さんで某大手私鉄の運転手さんと仲良くなった。その人から聞いた話である。列車には、車と同じように車両毎に異なった番号が付けられる。関西では4桁が基本らしく、古い物から1

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【洒落怖】温泉街の按摩士

2020/08/05 | 恐怖・怪奇

元同僚の話。仕事の元請先に誘われて、温泉旅行に出かけたのだという。温泉と料理を一頻り堪能して「さぁ寝るか」という頃、仲居さんに声を掛けられた。「お休みになる前にマッサージはいかがですか?ここにはとびき

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【洒落怖】偽扇岩

2020/08/05 | 恐怖・怪奇

山は身近な異界と言うけれど、確かに山登りをしていると、たまに妙な出来事に遭遇する。「こんにちはー」向こうからやってきた男性は朗らかに挨拶し、笑顔で会釈してきた。こちらもぺこりと頭を下げる。「この先に行

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【洒落怖】小さな世界

2020/08/05 | 恐怖・怪奇

自分の祖母は、小物を集めるのが好きだった。自分も雑貨好きなので、よく祖母のものを見せて貰っていたのだが、その中で特にお気に入りだったのが、オルゴールだった。木製のピアノの前にブリキの人形が腰掛けている

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【洒落怖】群生轢死

2020/08/04 | 恐怖・怪奇

不思議系の話を一つ。確か小学生になったばかり位の頃。当時の記憶なんてほとんど薄れてしまっているが、一つ強烈に焼き付いているものがある。夏の時期だった。今は亡き祖父と共に山へ行き、祖父は畑仕事、俺はその

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【洒落怖】奇妙なオジサン

2020/08/04 | 恐怖・怪奇

幼少の頃、奇妙なオジサンと遊んでいた。俺が3歳か4歳くらいの頃だったと思う。両親は自営業で自宅の隣に店を出して働いていた。まあすぐに行き来できるから、俺が自宅の部屋に一人で遊んでることもよくあった。そ

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